KIZASHI

ガジェット好きのITコンサルタントの気まぐれブログ。
ノートパソコンはLet's note、スマホはXperiaとiPhone、Windows Phoneが好き。音楽好きでイヤホン、ヘッドホンなどの音響機器も大好き。何気にアナログな雑貨、バッグ、ステーショナリーも大好きです。特に本革レザー大好き。ダニエル&ボブや土屋鞄などもお気に入り。

final

finalの高級シングルBAイヤホン3機種を聴き比べる

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Heaven VII

銀色の美しいボディが目を惹くHeaven VIIをまずは聴いてみた。シングルBAらしく高音が美しいが、低音は少し物足りなく感じた。 少し前にPiano Forteシリーズを聴いていたため、厳しめの評価になってしまった。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★☆
解像度 ★★★



final バランスドアーマチュア型イヤホン Heaven VII FI-HE7BSS3-A

Heaven VIII

ブラウンのケーブルと金色のボディが高級感漂い、LOUIS VUITTONの製品のように感じさせてくれる。BAMの実力なのか、BAユニットが違うのかわからないが、Heaven VIIとは比べものにならないぐらい低音がしっかり出ている。それでいてHeaven VIIゆずりの美しい高音域も聴くことができる。

Heavenシリーズを購入するなら間違いなくHeaven VIII一択だろう。

高音域 ★★★
中音域 ★★★☆
低音域 ★★★
解像度 ★★★



final バランスドアーマチュア型イヤホン Heaven VIII FI-HE8BSS3-A

FI-BA-SS

長きに渡り、finalのカナル型イヤホンのフラッグシップモデルとして君臨しているFI-BA-SSを最後に聴いてみた。最初に小さなステンレス製のボディを見た時に本当にこれから良い音がするのかと疑問を感じた。しかし、それがすぐに杞憂だとわかった。

Heavenシリーズでも味わえない高音域のキラキラ感がFI-BA-SSでは味わえる。低音はHeaven VIIIと比べてしまうと足りないが、Heaven VIIよりは出ている。感度が高いBAユニットを搭載していて音の解像度はfinalのイヤホンの中では一番だろう。

良い音だと思うが、反響音が多く、少し音がシャカつくような感じがするのと高音がきつく感じた。 

高音域 ★★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★☆



final バランスドアーマチュア型イヤホン FI-BA-SS FI-BA-SS3-A

最後に

これら3機種を聴き比べて自分が欲しいと思ったのはHeaven VIIIだが、他社のイヤホンまで視野に入れるとコストパフォーマンスがとても悪い。Heaven VIIIの音はZERO AUDIO CARBO SINGOLO ZH-BX510-CSとほとんど変わらない。finalもMolexのシングルBAを搭載しているので当然だと言えるが、実売価格でが8倍以上の開きがあるので、Heaven VIIIの高級感やデザイン込みで惚れこまなければ価値を見出せない。



finalの高級イヤホンPiano Forteを聴き比べる

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final audio designのPiano Forteシリーズは、自分には縁のない手の届かない憧れのような存在だった。値段もさることながら、その独特の形と金属でできたそのボディは、イヤホンというよりは超小型のホーンスピーカーのように感じていた。

昨年からfinalとブランド名を改めているが、製品そのものは変更になっていない。今回、いくつか視聴機をお借りしたのでレビューしてみたいと思う。

Piano Forte VIII

初のPiano Forteの視聴はこの機種からにした。ずっしりとした重たい真鍮のボディは耳に負担を強いるようなイメージがあるが、耳にはめた瞬間、それが杞憂だということがわかった。耳にはめてしまえば重さも形も気にならないし、普通のイヤホンと同じで圧迫感がない。むしろ、ぴったりと耳にはめるカナル型イヤホンよりも快適なぐらいだ。

NW-ZX2に繋いで音楽を聴いてみる。オープン型のヘッドホンで音楽を聴いているような感覚の音がそこにはあった。それでいて低音もしっかりと出ている。スピーカーが耳元で鳴っているような感覚に近い。

聴かず嫌いし、これまで視聴もしたことがなかったが、こんなに素晴らしい音ならもっと早く知っておくべきだった。

ホーンスピーカーの理論をイヤホンに応用した製品だけあって、普通のイヤホンとは音の鳴り方が違う。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★



final ダイナミック型イヤホン Piano Forte VIII FI-PF8DSB3-A

Piano Forte IX

続いてステンレス製のPaino Forte IXを耳にはめてみる。ステンレスの冷たさがあるが、付けて少し経つと体温と同じ暖かさに変わる。

Pano Forte VIIIの上位モデルだけあり、聴いた瞬間に音の解像度とキレが違うことに気付く。Pano Forte VIIIは良い意味で温かみのある柔らかい音だったが、Piano Forte IXは冷たくキレのある音になっている。モニターライクな音作りと言えばわかりやすいかもしれない。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★☆



final ダイナミック型イヤホン Piano Forte IX FI-PF9DSS3-A

Piano Forte X

最後に最上位モデルのPiano Forte Xを聴いてみた。音の傾向としてはPiano Forte IXに近いが、若干、温かみのある音の傾向に変わっている。音の解像度はPiano Forte IXから変化があるようには感じないが、音のバランスが良くなり、原音に忠実になっているように感じる。

Piano Forteシリーズを買うならこのモデルしかないと感じた。

高音域 ★★★★
中音域 ★★★★
低音域 ★★★★
解像度 ★★★★



final ダイナミック型イヤホン Piano Forte X-CC FI-PF10DCC3-A



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