本格的にDTMをやってみたいと思い、色々なモニターヘッドホンからヤマハのHPH-MT220を購入してみた。

モニターヘッドホンというと、1989年から売れ続けているMDR-CD900ST があるが、過去に購入したことがあり、低音域があまりにも出ていないことと、付け心地が良くない(頭が痛くなる)という印象があり、今回は敢えて珍しいヤマハのモニターヘッドホンを選択した。

ヤマハにはHPH-MT220の他にモニターヘッドホンとして下位モデルにHPH-MT120がある。また、比較的新しいモニターヘッドホンの姉妹機としてHPH-MT7 がある。HPH-MT7はドライバーが45mmから40mmに変更になっていて、重量が軽くなり、スタジオ以外で使用することも考慮したモデルとなっている。

気になる音質だが、モニターヘッドホンを謳うだけあって高音域から低音域まで音をクリアに聴かせてくれる。MDR-CD900STにように高音域がキラキラ過ぎて低音域が弱いということもなく、全域に渡って素晴らしい音を聴かせてくれる。それでいてひとつひとつの音が立っているので聴きやすい。

モニターヘッドホンは聴き疲れるから長時間のリスニングには向かないと言われているが、個人的にはリスニング用途でも全然問題なく、音楽を聴くのが楽しいと感じる。コストパフォーマンスに優れたヘッドホンのため、万人におすすめできる。

高音域 ★★★★
中音域 ★★★★
低音域 ★★★★
解像度 ★★★★☆


YAMAHA スタジオモニターヘッドホン HPH-MT220