ソニーは電子インクE-Inkを搭載した電子書籍ビューアReaderの新製品を発表した。KDDIの3G回線が利用できる電子書籍リーダーPRS-G1(3G/Wi-Fiモデル)とWi-Fiのみの電子書籍リーダーPRS-T1(Wi-Fiモデル)がラインナップされている。
気になる電子書籍リーダーPRS-G1(3G/Wi-Fiモデル)の3G利用料金だが、Reader Storeプランの場合、1年目無料、2年目は1年目に1回でも書籍の購入があると無料、3年目以降は年1,050円とお手軽なら料金プランになっている。その他、ウェブアクセスも可能になるWebアクセスプランも月580円で選ぶことができる。Wikipediaや翻訳サイトなどを利用できるようになる。
Amazon Kindleは3Gを無料で使えるが、それと同じまではいってないにしても、日本でここまで低料金で3Gが使えるようになったことは純粋に評価できると思う。Amazonは7インチのカラーディスプレイを搭載したWi-Fi専用のAmazon Fireを米国で発売するなど、電子書籍市場は競争が激しくなっている。Amazonが日本市場に参入する前に、ソニーはReaderやソニータブレットなどである程度のシェアを取ることが重要になると思う。
Sony Tablet Sシリーズ SGPT111 Wi-Fi/16GB