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iPhone5を手に入れたのはいいが、iCloudからのリストア作業で18時間あまりを費やしてしまった。iPhone 4 64GBモデルからiPhone 5 64GBモデルへの移行だったが、10GBぐらいアプリのデータがあり、それに17時間以上も時間がかかってしまった。残りの音楽データの移行は1時間もかからずにすぐに終わった。

さて、新しいiPhone5だが、まだ室内でしか使っていないので音質のレビューしようと思う。今回、真っ先に試したかったのは新しいイヤホンだ。EarPodsと名付けられた新しいイヤホンは誰の耳にもフィットするというのと、高音質をアピールポイントにしている。実売2,800円程度のイヤホンがどれほどのものかと思って音楽を聴いてみたが、確かに音質が良い。1万円以上するイヤホンにも引けを取らない素晴らしい音質だ。音にそれほどこだわらないユーザであればこれで十分だろう。むしろ、中途半端に1万円以下のイヤホンを購入してしまうと、音質低下に悩まされてしまいそうだ。EarPodsの付け心地は人によっていろいろあると思うが、自分的にはあまり満足できなかった。しっかりと耳にはまらないので落としてしまいそうだし、耳との間に隙間があり、音漏れも気になりそうだ。付け心地については人それぞれだと思うのであまり言わないでおく。

iPhone5で他に期待していたことはアンプ性能がどう変わっているかだ。いつも使っているSHURE SE535 LTDに付け替えて音を聴いてみた。これまで個人的に一番音が良いと思っているのはソニーのS-Master MX(デジタルアンプ)を搭載しているウォークマンだ。そして次点でiPhone 4Sがくる。iPhone5の音質はというと、iPhone 4Sと比べると一段上の音質を手に入れている。聴くと明らかに音がクリアになり、厚みが増していることがわかる。この音を聴いてからソニーのウォークマンZで音楽を聴くと、S-Master MXの音が薄く感じるぐらいだ。どちらの音が良いかと聞かれると、好み次第という答えになるし、その時の気分次第で使い分けたくなる。S-Master MXとはまた違う高音質なアンプがiPhone5には搭載されている。iPhone5のアンプが何かまだわからないが、進化しているのは間違いないだろう。

ソニーからS-Master MX搭載のAndroidウォークマンFシリーズが発表され、購入を検討していたが、iPhone5が期待以上に良い音を奏でてくれるので購入をためらってしまいそうだ。