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IdeaPad U160のCore i5-430UM搭載モデル(08944VJ)が手元に届いたので簡単にレビューしてみる。

すでにHDDはSeagate Moments XT 500GB(ST95005620AS)に換装済みの状態であることを断っておく。

IdeaPad U160の魅力は何と言ってもスクエア・レッドと呼ばれる美しい加工されたアルミ天板だと思う。良く加工されていて指で直接触れても指紋が残り嫌な思いをすることもない。

キーボードはThinkPad X100eと同じものが採用されている。ThinkPadと同じものということもあり、とても打ちやすい。トラックポイントは搭載されずマルチタッチパッドが搭載されている。個人的にはトラックポイントが大好きだが、IdeaPad U160のマルチタッチパッドは使いやすく、万人に受け入れられるものに仕上がっている。

<Windowsエクスペリエンスインデックスの結果>

(1)セットアップ直後の結果

プロセッサ:4.1
メモリ(RAM):5.0
グラフィックス:3.2
ゲーム用グラフィックス:3.4
プライマリハードディスク:5.9

(2)Intel HD Graphicsドライバ含むWindows Update後の結果

プロセッサ:4.1
メモリ(RAM):5.3
グラフィックス:3.1
ゲーム用グラフィックス:4.8
プライマリハードディスク:5.9

不思議とメモリの評価も変わっている。

Sony NEX-5で撮影したフルHDムービーをIdeaPad U160で再生してみたが、特にカクカクすることもなくスムーズに再生することができた。その時のCPUの使用率は概ね10%台をキープ。それだけグラフィックカードが優秀だということが理解できた。これはThinkPad X201sのCore i7-640LMモデルとほとんど変わらないグラフィック性能だ。

この直販モデルは量販店モデルと異なり、Core i5-430UMの超低電圧プロセッサを搭載し、Turbo Boostに対応している。量販店モデルと異なり、WiMAXは搭載していないが、auのDATA01などと組み合わせて使うと最強モバイルになる。

今、コストパフォーマンスの高いモバイルPCを探しているなら迷わずIdeaPad U160のこの直販モデルをおすすめしたい。