Fedora 12をウェブサーバーとして機能されるために定番のApacheをインストールする。

・Apacheのインストール

(1)コンソールから「yum install -y httpd mod_perl」と入力し、Enterキーを押す。

(2)「yum -y  install httpd-devel」と入力し、Enterキーを押す。

(3)「gedit」と入力し、Enterキーを押す。geditが起動する。

(4)「開く」ボタンを押し、「ファイル・システム」から「/etc/httpd/conf/httpd.conf」を開く。

(5)httpd.confファイルの「ServerAdimin root@localhost」の部分を「ServerAdimin root@指定するドメイン」に変更する。(例:root@www.xyz.com)

(6)httpd.confファイルの「ServerName www.example.com:80」の部分を「ServerName 指定するドメイン:80」に変更する。(例:www.xyz.com:80)

(7)「保存」ボタンを押す。

・Webサーバーの起動

(8)メニュー「システム」→「管理」→「サービス」を起動する。

(9)「httpd」を選択し、「有効」ボタンを押す。

(10)「httpd」を選択し、「開始」ボタンを押す。

・Webサーバーの起動確認

(11)ブラウザ(Firefoxなど)を起動し、「http://localhost/」にアクセスし、Fedora Test Pageが表示されれば正常にApacheが起動していることになる。

・Webサーバーへのアクセス制限

(12)メニュー「システム」→「管理」→「ファイアーウォール」を起動する。

(13)「信頼したサービス」のサービス「WWW(HTTP)」にチェックを付け、「適用」ボタンを押す。

(14)確認のポップアップが表示されたら「はい」ボタンを押す。

・ルーターの設定

ルーターによって設定内容が異なるので詳細な説明は割愛する。インターネット側からポート:80のアクセスがあった場合にLAN側のサーバーのローカルIPアドレス、ポート番号にアクセスが行くように設定すればいい。(例:WAN側グローバルIPアドレス ポート80→LAN側ローカルIPアドレス ポート80)

ここまで設定が終わるとルーターに割当たっているグローバルIPアドレスでWebサーバーにアクセスできるようにある。