KIZASHI

ガジェット好きのITコンサルタントの気まぐれブログ。
ノートパソコンはLet's note、スマホはXperiaとiPhone、Windows Phoneが好き。音楽好きでイヤホン、ヘッドホンなどの音響機器も大好き。何気にアナログな雑貨、バッグ、ステーショナリーも大好きです。特に本革レザー大好き。ダニエル&ボブや土屋鞄などもお気に入り。

2017年02月

ONKYO DP-CMX1 GRANBEATのレビュー(音質編)

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オンキヨーのDAPと云えば、DP-X1から始まり、DP-X1Aと進化を続けている。そして、満を持して登場したのがスマートフォンとDAPの融合を実現したDP-CMX1 GRANBEATだ。

DP-X1は、ESS社のDAC「ES9018K2M」とアンプ「SABRE 9601K」をそれぞれ2基積み、贅沢なデュアル構成で登場し、クリアで美しい音質は多くのユーザーを虜にした。

しかし、製品の品質という面では課題もあり、3.5mmプラグが緩いという問題がネットで話題になったりした。自分自身も3.5mmプラグが緩くなるという不具合(2回修理)と修理から戻ってきたら片側のチャンネルの音が出ないという不具合(1回修理)が続き、ひとつの製品で3回も修理に出すという貴重な経験をさせてもらった。

DP-X1は、音がクリアで美しいが、低音が弱いという欠点もあった。特にソニーのウォークマンNW-ZX2やNW-WM1Zと比べると低音が弱く、BA型イヤホンなどだと低音に物足りなさを感じたりしたのも事実だ。

オンキヨー自身もDP-X1は低音が弱いという欠点を認識し、大容量コンデンザを積み、低音の改善を図ったモデルとしてDP-X1Aが登場した。DP-X1Aにはとても期待をしていたが、低音の改善は全く見られなかった。 DP-X1Aはエージングも試したが、結局、手持ちのDP-X1と低音を比較すると、ほとんど変わらないか、まだDP-X1の方がエージングで低音が強いという結果になってしまった。

そんなDP-X1Aに裏切られ、絶望を感じている中でオンキヨーからスマートフォンとDAPを融合した新しいモデルが発表させるというのを知った。音質はDP-X1Aと同等か、それ以上という謳い文句に釣られ、予約をしてDP-CMX1 GRANBEATを購入した。

DP-CMX1は、デュアル構成のDACが「ES9018C2M」に変更され、アンプは変わらずデュアル構成の「SABRE 9601K」で登場した。「ES9018C2M」と「ES9018K2M」は姉妹モデルのようだが、具体的に何が異なるのかはESS社のホームページを見ても良くわからなかった。

DP-CMX1はDP-X1やDP-X1Aと比べ、手に持つと随分とスマートになったことがわかる。スマホらしく縦長になり、握り心地も良い。スマートになったということはそれだけ基盤の入るスペースが減ることを意味し、ただでさえスマートフォンの機能も加わったのでオーディオとしての部品は音質よりも小型化を優先したものになったのではないかと悪い予想をしていた。

それがDP-CMX1 GRANBEATの音を聴いて驚かされた。DP-X1やDP-X1Aで到達した静寂の中の美しいクリアな音質はそのままに低音が強化されている。良い意味で予想を裏切られた。クール系な音を奏でるDAPとして完成形に違い。

結構、DP-CMX1の音が気に入ってしまい、もしかすると、NW-WM1Zも存在意義がなくなってしまうかもしれないと危機感を抱いたが、それは杞憂だった。

NW-WM1Zと比較をしてしまうと、音の解像度や音のアコースティックな響きでDP-CMX1は完全に負けている。値段を考えれば当然なのだが、手軽に良い音が持ち運べることを考えるとDP-CMX1 GRANBEATは必要十分だと言える。

スマートフォンはXperiaとiPhoneがあるので、GRANBEATはあくまで音楽用スマートフォンとして運用していこうと思う。ちょうどSIMカードも余っていたので。 


ONKYO デジタルオーディオプレイヤー GRANBEAT SIMフリースマートフォン機能付き ハイレゾ対応 DP-CMX1(B)



ソングバードインイヤーモニターHIFIMAN RE600 V2のレビュー

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HIFIMAN(ハイファイマン)のユニバーサルイヤホンのフラッグシップモデルRE600 V2を購入したのでレビューしてみる。

これまで自分自身はHIFIMANというブランドには全く馴染みがなかった。平面駆動型ドライバーを搭載した高級ヘッドホンやDAPで根強いファンを持っている中国のメーカーらしい。

色々なイヤホンのレビューを読んでいるとたまにHIFIMANのイヤホンが比較対象として出てくる。だいたいそういう時はゼンハイザーの名機IE800と比べられている。それほどのイヤホンが3万円以下で購入できるのならと思い、早速、イーイヤホンで手に入れてみた。

HIFIMAN RE600 V2は、ケーブルが交換できず、標準ケーブルが3.5mmの4極バランスケーブルになっている。ソニーのグランド分離ケーブルなどと同じタイプのもので、通常の3.5mm3極プラグへの変換ケーブルも付属している。

NW-WM1ZもZX-2と同様に3.5mmコネクタはグランド分離接続に対応しているので早速試してみた。(RE600は50時間エイジング済み)

HIFIMAN RE600 V2は、8.5mmのダイナミック型ドライバーを搭載したイヤホンだが、その澄んだ音に驚かされた。ソングバードインイヤーモニターと謳われるだけあって、音はクリアでIE800と同等か、それ以上に澄んだ音色を奏でてくれる。

特に高音域から中音域にかけては美しく、解像度もバランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載したイヤホンかと錯覚するぐらい鋭く、音の柔らかさは全くない。その高音域と中音域に埋もれることなく、低音もダイナミック型らしく上質な音を聴かせてくれる。ダイナミック型イヤホンというと、どうしてもその売りである低音を強調したものが多いが、RE600 V2は全く低音を主張せず、モニターライクに仕上げている。IE800から音の柔らかさと低音の強さを取ったのがRE600と言うとわかりやすいかもしれない。別の言い方をすると、AKG的な音作りに近いように感じている。

J-POP、ロック、EDM、HIP HOP、JAZZあたりを好んで聴くが、どのジャンルも卒なくこなす。モニターライクでフラットなのにつまらなくない不思議な魅力のあるイヤホン、それがHIFIMAN RE600 V2だ。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★





JH Audio Layla IIのレビュー

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イヤホンスパイラルに陥ったら終着点を求めて手にしなければならないイヤホン、JH Audio Layla IIを手に入れてみたのでレビューしたいと思う。

JH Audioは、Van Halenの元サウンドエンジニア であり、Ultimate Earsの創業者であるJerry Harvey氏によって設立されたIEM専業メーカー。Jerry Harvey氏は、複数のバランスド・アーマチュア・ドライバーを組み合わせてイヤホンを作った人でイヤホンの神様みたいな存在に例えられたりする。

そのJerry Harvery氏のJH Audioが作ったフラッグシップモデルがTHE SIRENシリーズのLayla IIとなっている。Jerry Harvey氏が言うには、カスタムIEMのLaylaと全く同じドライバーやネットワークを搭載しており、カスタムIEMのLaylaとLayla IIの違いは、チタン製のフルメタルボディとステンレス音道管の長さだという。カーボンボディからチタン削り出しのチタンボディに変更したのは品質の向上と安定性のため、ステンレス音道管を短くしたのは装着感の向上のためだという。チタンボディの重厚感、カーボン製のフェイスプレートとデザインも悪くない。

JH Audio Layla IIの装着感だが、12BAユニットを搭載しているだけあってイヤホンとしては大きい部類に入る。だが、音道管が長く伸びているため、耳へのフィット感はカスタムIEMのようであり、とても満足度が高い。個人的には大きさは全然違うがSHUREのイヤホンのようにしっくりきている。

新たに採用されたMOON AUDIO製の標準ケーブルにはVariable Bass機能が備わっており、低音の強さを調整できる ようになっている。Jerry Harveyの好みが反映されていてデフォルトでは低音Maxとなっている。

そして気になる音質だが、JH Audio Layla IIの音は、濃厚だが、クリアで解像度の高いモニターライクなサウンドを聴かせてくれる。濃厚でクリア?解像度が高い?相反するような言葉を並べてしまったが、本当に聴くとそう感じさせてくれる。音の傾向としては、SHURE SE846のようなクールな感じでWestone W60のようなウォームな感じではない。SHURE SE846の上位モデルがあるとすればこんな音なんだろうなというのがJH Audio Layla IIの音のように感じる。

JH Audio Layla IIの音を聴いた後だと、Ultimate Ears UE18+Proの音ですら線が細いように感じてしまうから不思議だ。Campfire Audio Andromedaなどはただただ高音がキラキラしているだけに感じてしまい、リスニング向けの作られた音だなと思ってしまう。Campfire Audio VEGAは低音も高音も籠りがあるように聴こえてしまう。JH Audio Layla IIの音は頑固おやじが作ったモニターライクなサウンドなので面白さは全くないが、聴いていて気持ち良いと感じるから不思議だ。色付けは皆無と言っていいだろう。

Variable Bass機能についても言及すると、デフォルトの低音Maxにすると、まるでライブ会場の最前列で音楽を聴いているような感覚にさせてくれる。ただ低音をブーストしただけでなく、低音の締まりを残したまま重低音を聴かせてくれるところが、このテクノロジーの凄いところだろう。

JH Audio Layla IIの音を知ってしまったら、12個のバランスド・アーマチュア・ドライバーが織り成す音の旋律を聴いてしまったら、もう他のイヤホンには戻れない。このイヤホンの音を聴いてしまうと何か他のイヤホンの良いと感じていた点がすべてが否定されてしまうような気さえする。すべてのイヤホンの上位互換がJH Audio Layla IIのため、音楽のジャンルでイヤホンを選ぶという気持ちが起きなくなってしまった。どんなときもJH Audio Layla IIがあれば満足なのだから仕方ない。

JH Audio Layla IIを超えるイヤホンは現れるのか、それを確かめるためにイヤホンスパイラルは続いていくのだろう。

高音域 ★★★★★
中音域 ★★★★★
低音域 ★★★★★
解像度 ★★★★ 


アユート Astell&Kern IEM-JH Audio THE SIREN SERIES-LaylaII LAYLAII-TITAN



SENNHEISER HD 598 Csのレビュー

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ドイツのゼンハイザーの名機HD598がHD599へと進化したと思った矢先にHD598の密閉型タイプともいうべきHD598Csが登場した。このタイミングでHD599CsではなくHD598Csとしてきたところに不思議な感じを受ける。HD598とHD599はドライバーが全く同じなので音質の違いは形状と素材の違いによるものになっている。そう考えると、HD598Csだろうが、HD599Csだろうが、形状だけであまり意味がないように思える。

ゼンハイザーの密閉型ヘッドホンというと、DJヘッドホンとして往年のベストセラーモデルHD25シリーズがあり、最近ではMOMENTUMシリーズがファッション性の高さもあって知名度を得ている。しかし、オープン型ヘッドホンのようにHD599に始まり、HD650、HD700、HD800というようなプレミアムモデルは存在していない。そこに突如として表れたのがHD598Csになる。(スペックだけを見ると同等スペックのHD569もあるが、型番が大きいHD598Csを選んだ)

HD598は広い音場と解像度が売りでどのジャンルも卒なくこなすヘッドホンの入門モデルというべき存在だ。オープン型ヘッドホンであるHD598を密閉型ヘッドホンにしたのがHD598Csだが、密閉型にしてしまうとHD598の良さが全くなくなるのではと危惧していた。

それがHD598Csの音を聴いて驚いた。広い音場や解像度は健在で、むしろ、密閉型になったことで低音がはっきりし、オールラウンドでロックなどにも対応できる素晴らしいヘッドホンに進化した。個人的にはゼンハイザーの密閉型ヘッドホンのフラッグシップモデルと呼びたい。これだけ抜けの良い高音域を密閉型ヘッドホンで実現できるのなら是非HD700以上のモデルでも密閉型ヘッドホンを出して欲しい。

日本国内ではAmazon限定モデルなどで購入場所は気を付けた方が良い。ゼンハイザーは偽物が多いので購入場所にも注意が必要だ。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★


【Amazon.co.jp限定】ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD 598 CS 【国内正規品】 HD598CS



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