KIZASHI

ガジェット好きのITコンサルタントの気まぐれブログ。
ノートパソコンはLet's note、スマホはXperiaとiPhone、Windows Phoneが好き。音楽好きでイヤホン、ヘッドホンなどの音響機器も大好き。何気にアナログな雑貨、バッグ、ステーショナリーも大好きです。特に本革レザー大好き。ダニエル&ボブや土屋鞄などもお気に入り。

2017年01月

ゼンハイザーIE800を聴く(高級ダイナミックイヤホン3機種を聴き比べる)

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今更ながらSENNHEISER IE800のレビューをしてみる。ついで、他の高級ダイナミック型イヤホンとも比較してみようと思う。

SENNHEISERのイヤホンはIE8を最後にずっと購入を躊躇っていた。それはIE8がダメという訳ではなく当時のダイナミック型ドライバーの限界というか、音のクリアさという点でBA型イヤホンに遠く及ばないと感じてしまったからだ。SHURE SE535Ltd、SE846と歩き渡り、IE800はずっと避けてきた。

どうして今、IE800かというと、beyerdynamic T8iEでダイナミック型ドライバーの進化を感じたからだ。発売から5年が経ち、今もなお人気のあるIE800とはどんな音なのか興味があり、購入してしまった。

Campfire Audio VEGAを購入したことで、なんとなく自分の中でダイナミック型ドライバーのひとつの頂点を極めたような気になっていた。しかし、イヤホンスパイラルというものは怖い。最高のものを本当に最高なものだと確かめるためにそれよりも安いイヤホンにも手を出してしまう。

SENNHEISER IE800の音を聴いて本当に驚いた。ダイナミック型らしく沈み込むような低音があり、それに負けないクリアな中音域と高音域を聴かせてくれる。低音の膨らみはソニーの最新イヤホンXBA-N3に通じるものがある。

音のクリアさという点ではダイナミック型イヤホンの中では断トツではないだろうか。それでいて高音域から低音域までバランスが良い。軽くて着け心地良いのもIE800の魅力だろう。

音の解像度
IE800 > T8iE > VEGA

高音域
T8iE >= IE800 > VEGA

中音域
VEGA > IE800 > T8iE

低音域
VEGA > T8iE > IE800

Campfire Audio VEGA

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★★★
解像度 ★★★

キャンプファイヤーオーディオ ダイナミック密閉型カナルイヤホンCampfire Audio VEGA VEGA

beyerdynamic T8iE

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★ 


Astell&Kern テスラドライバー搭載イヤホン AK T8iE ブラック AK-T8IE-BLK

SENNHEISER IE800

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★

ゼンハイザー カナル型イヤホン IE800【国内正規品】

あとがき

残念がらソニーのMDR-EX1000は比較対象としなかった。ここに挙げた3機種と比べてしまうとワンランク以上レベルが下がってしまう。価格を考えれば仕方ないことだが、ソニーにも10万オーバーのダイナミック型イヤホンを作って欲しい。



最高のヘッドホンbeyerdynamic T5p 2nd generationのレビュー

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ヘッドホン、イヤホンのスパイラルに陥って池から抜け出せずにいる中で、やっと、ヘッドホンのジャンルでひとつの到達点と呼べるものを見つけた。

イヤホンやヘッドホンの音の好みは千差万別なので、あくまでも自分にとっての最高のヘッドホンはと聞かれたらベイヤーダイナミックのT5p 2nd generationを迷わず選ぶ。

何故、このT5p 2nd generationなのかというと、一言で言ってしまえば音の作りが好みということ。高音域から低音域までバランス良く鳴っていて、音の解像度やクリアさがあるにも関わらず、鋭すぎないということ。 

ベイヤーダイナミックのヘッドホンというと、T1 2nd generationがフラッグシップモデルで、これも本当に素晴らしい音を奏でてくれる。しかし、自分にはセミオープンヘッドホンが作り出す解放感というものに違和感があるので、密閉型のT5p 2nd generationの方がしっくり来る。どちらも音の傾向は同じなので好みの問題で優劣は付けられない。

ベイヤーダイナミックのヘッドホンのほとんどはドイツ国内の工場で生産されている。デザインはどちらかというと無骨で高級感というものは感じられない。最低限の装飾に、最高級のヘッドホンドライバーを載せる、そういうところも自分には好感が持てる。

装着感は快適で文句のつけようがない。ULTRASONEのEditonシリーズやPerformanceシリーズのように洗濯ばさみではさまれたような感じは全くない。それでいてしっかりと装着後は安定している。長時間の使用でも不快に感じることはないだろう。

beyerdynamic T5p 2nd generationは自分にとって音の良し悪しを判断するためのベンチマーク的なヘッドホンになった。音の傾向に癖がなく、オールジャンルの音楽を聴ける最高のヘッドホンだからだ。

高音域 ★★★★★
中音域 ★★★★★
低音域 ★★★★★
解像度 ★★★


ベイヤー ダイナミック密閉型ヘッドホン(シルバー)beyerdynamic T5P 2ND GENERATION



SONY XBA-N3とAKG N40を聴き比べる(比較編)

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今回はハイブリッド型イヤホンの代表格、ソニーのXBA-N3とAKGのN40の聴き比べをしてみる。どちらもハイブリット型イヤホンと呼ばれるダイナミック型ドライバーとバランスド・アーマチュア型ドライバーを一基ずつ搭載したものになる。

ダイナミック型とBA型を一早く組み合わせて搭載したイヤホンと云えば、AKG K3003を思い浮かべる人が多いだろう。AKGがハイブリッド型イヤホンの先駆者的な存在なのは間違いない。

ソニーはというと、どちらかというと、長年、ダイナミック型ドライバーにこだわってきた。しかし、ダイナミック型イヤホンのフラッグシップモデルのMDR-EX1000を最後に、ここ5年ぐらいは時流を読み、バランスド・アーマチュア・ドライバーを自社開発し、BA型イヤホンやハイブリッド型イヤホンの開発に注力している。

その両社が3万〜5万円台という頑張れば手が届く高級イヤホンカテゴリに投入したのが、AKG N40とSONY XBA-N3になる。

AKG N40は、低音域用に8mmのダイナミック型ドライバーと中高音域用にバランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載している。また、2基の異なるドライバーを搭載しながらK3003と同様にネットワークレスという設計になっている。音質を好みで選べる3種類のメカニカル・チューニング・フィルターを搭載しているのもAKG N40の魅力だろう。REFERENCE、HIGH BOOST、BASS BOOSTの3種類から選べるようになっている。

ソニーXBA-N3は、LCP振動版採用の9mmのダイナミック型ドライバーと新開発というソニー自社開発の日本製バランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載している。バランスド・アーマチュア型ドライバーというと、KNOWLESやSONION等の汎用品が使われ、差別化しにくい部分だが、ソニーらしさを出している。

SONY XBA-N3のレビュー


ソニーのBA型ドライバーを使ったイヤホンで音が良いと思ったものは正直なかった。XBA-Z5ではソニーはもうオーディオでもダメかもしれないと感じたほどだ。しかし、時の流れというのは、嫌な思い出を薄れさせてくれる。XBA-N3の口コミやレビューを読んでいく中で、欲しいという欲求が膨らみ、自分の中で長らく葛藤があった。

SONY XBA-N3で初めて音楽を聴いて驚いた。エージングなしの状態でも期待以上に低音から高音までクリアに美しく出ている。音のバランスはフラットだが、重低音も9mmのダイナミック型ドライバーとは思えないほどずっしりと聴かせてくれる。ダイナミック型ドライバー搭載のイヤホンに良くある音の籠りは全くない。

3万円のイヤホンでここまでの音を聴かせてくれたのはXBA-N3が初めてだ。10万オーバーのイヤホンと比べても遜色ない音作りになっている。

高音域は刺さりのない絶妙なキラキラ感があり、中音域もボーカルがしっかりと前に出てきている。そこにダイナミック型ドライバーだからこそ成せる重低音が加わる。リスニングに最適なベストバランスはこれなのかもしれないと感じた。

まだエージングなしで5時間程度しか聴いていないが、SONY XBA-N3は今年のベストイヤホンに早くもなりそうだ。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★


ソニー SONY イヤホン ハイレゾ対応 カナル型 ケーブル着脱式 XBA-N3

AKG N40のレビュー

アコースティックなサウンドが似合う音作りだが、どのフィルターに付け替えても自分には音がしっくりこなかった。ノズルと本体の間の距離が短いのでフィット感がなく、音が逃げやすいというのもあるかもしれない。(イヤーピースをいろいろなものに変えてみたが変化がなかった)

何か褒めるところを探そうとしたければ本当にこれと言って見つからない。個人的には2016年に購入したワーストイヤホンとなっている。

REFERENCE
高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★

HIGH BOOST
高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★

BASS BOOST
高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★ 


AKG N40 カナル型イヤホン ハイレゾ対応 2WAY(ダイナミック/BA)ハイブリッド型 ケーブル着脱式 ブラッククローム N40SIL【国内正規品】

<あとがき>

ソニーの自社開発バランスド・アーマチュア型ドライバーの品質向上に驚いた。これまでのソニーのBAユニットは音の繊細さや正確さでKNOWLESやSONIONに遅れを取っていたが、XBA-N3の音を聴く限り、対等になれたように感じる。この進化したBAユニットを使って6BA以上のイヤホンをソニーが作ったら面白いような気がする。数ではないというのはわかっているが、ソニーの6BAや8BAのイヤホンを聴いてみたい。



Campfire Audio Andromedaのレビュー

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今回はCampfire AudioのAndromedaのレビューをしたいと思う。今、人気が高く、すぐに手に入れられないイヤホンのひとつだと思う。ハンドメイドの米国製のため制作数が少ないというのも理由だろう。

Andromeraは100人が視聴をしたら100人が良い音だとすぐに感じるような音作りに感じる。いつも聴いてるはずの音楽なのだが、煌びやかな高音域と中音域に程よい低音域が交わる絶妙なバランスに、思わず音楽を聴きながらニヤケてしまう。

UE18+Proと聴き比べて感じたことだが、Andromedaはアルマイト加工のアルミニウム筐体のため音に響きがある。それに対してUE18+Proは樹脂の筐体のため響きが少ない。この点が音のクリアさに違いとして表れている。Andromedaも十分な解像度なのだが、UE18+Proと聴き比べると若干だが音が濁っている。(このレベルの違いは真剣に聴き比べないとわからない)

Andromedaを手にしてしまうと、大抵のイヤホンの音はつまらない音に感じてしまうようになるかもしれない。それぐらい不思議な魅力のある音作りになっている。

Campfire AudioのフラッグシップモデルはVEGAとAndromedaになるが、VEGAの音作りは難解な部分があるのでどちらを購入するか迷った時はAndromedaを選べば良いと思う。

長所でもあり、欠点でもある点として、AndromedaはSHURE SE846以上に感度が良いので音量は取りやすいが、その反面、ノイズ対策が不十分なDAPでは感度が良いのでノイズを拾いやすい。例えば、AR-M2ではノイズだらけで聴くに堪えない。(オプションの抵抗入りケーブルが必須)ノイズの少ないNW-WM1ZやZX2などのDAPが必須になる。

高音域 ★★★ 
中音域 ★★★ 
低音域 ★★★★ 
解像度 ★★★

Campfire Audio ANDROMEDA CAM-4808



Ultimate Ears UE18+Pro Universal Fitのレビュー

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Ultimate EarsのフラッグシップモデルUE18Proが7年ぶりモデルチェンジし、UE18+Proとして登場したので早速購入してみた。

Ultimate Earsによると、UE18Proというネーミングには「UE11Pro+UE7Pro」という意味があるらしい。そこに今回、UE Reference Remasteredで開発された2基のTrue Tone Driversが組み合わされ、UE18+Proとネーミングされたらしい。当初はUE18Pro Remasteredというネーミングも検討されたようだが、UE Reference Remasteredと混乱するという懸念もあり、UE18+Proとなったようだ。

UE18+Proの音を聴いてすぐに感じたことは、UE Reference Remasteredの音作りに強く影響を受けていることだ。UE18Proの特徴である低音域のエネルギッシュさはそのままに高音域と中音域にはUE Reference Remasteredの音のクリアさが組み合わされている。それでいて6BAドライバーということがあり、UE Reference Remasteredで感じた音の細さは全く感じない。

ひと昔前のモニターライクの音作りというと、高音域から低音域までフラットと言いながら低音域は弱いのが普通だった。現代的なモニターライクの音作りというのは、UE18+Proのような低音域もきちんと出ていてそれでいて高音域と中音域もしっかり出ているものに変わりつつあるのではないかと感じている。

UE18+Proは音の解像度が高く、クリアな音に感じるのだが、不思議と刺さるようなキツい音は出さない。音が柔らかい、優しいと感じるのだが、Campfire AudioのVEGAのように音がこもってるようには聞こえない。この音に慣れてしまうとSHURE SE846やCampfire Audio Andromedaの音は刺激的に聴こえてしまう。

音の定位もUE18+Proは優れている。普段聴いていた音楽に音の広がりや奥行きが生まれ驚かされる。

UE18+Proを購入するにあたって気をつけないといけないことがある。ノイズ対策として抵抗が増えているのでボリュームが取りにくい。ボリュームだけで云うとCampfire AudioのVEGAと同等だ。しかし、VEGAのように鳴らしにくい、アンプを選ぶということはないが、ポータブルDAPは必須だろう。(UE18+ProをiPhone直挿しで使う人はいないと思うが)

UE18+Proは間違いなく自分にとってのNo.1のイヤホンなのでイヤホンスパイラルがどこに向かえばいいのかわからなくなった。次は待望のbeyerdynamicのXelento Remoteというのは決まっているのだが。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★★
解像度 ★★★





Ultimate Ears UE Reference Remasteredのユニバーサルイヤホンのレビュー

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Ultimate Ears(アルティメット・イヤーズ)とCapital Studio(キャピタル・スタジオ)のエンジニアが一緒になって作ったUE Reference RemasteredのUniversal Fitを購入したのでレビューしてみる。

スタジオモニターを意識して作られたイヤホンだけあって原音に忠実であることを第一に音作りがされている。モニターヘッドホンなどと同じように低音は控えめで全域がフラットな音になっている。そしてクリアな「澄んだ青空のような音」は不思議な魅力がある。

AndromedaやVEGAのような刺激的な音とは違い普通な音なのだが、ずっと聴いていたくなるように感じにさせてくれるところが凄い。

新開発のTrue Tone Driversを搭載した3Wayの3BAというのもあり、最近の10万円オーバーのイヤホンの濃密な音とは異なり、音が細く感じられるのでこの部分が好みの分かれるところだと思う。

他のイヤホンでは感じたことのない音なのは間違いない。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★





ダイナミック型イヤホンの名機MDR-EX1000のレビュー

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ソニーの大口径16mmダイナミック型ドライバーを搭載したMDR-EX1000を今更ながらレビューしてみる。

ソニーのMDR-EX1000は、ゼンハイザーのIE800と並んで長らくダイナミック型イヤホンの代名詞となっていた。最近ではCampfire AudioのLyra、VEGAやAKとベイヤーダイナミックがコラボレーションしたT8iE MkIIなど、新しいイヤホンが登場し、ダイナミック型イヤホンの人気は高まっている。

MDR-EX1000はモニターライクの音作りで高音域から低音域までバランスがいい。ただ、やはり古いこともあり、解像度や音のクリアさは最近のダイナミック型イヤホンには及ばない。

エネルギッシュな音の躍動感など、BA型にない魅力があるが、MDR-EX1000はやはり音のクリアさの部分で古さを感じてしまう。ソニーの新しいダイナミック型イヤホンのフラッグシップモデルの登場が待ち遠しい。

高音域 ★★★
中音域 ★★★
低音域 ★★★
解像度 ★★★☆


SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX1000



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