ソフトバンクモバイルとウィルコムは、PHSと3Gの両方に対応したAndroidスマートフォンDIGNO DUAL WX04Kを発表した。
PHSによる通話機能(070始まりの電話番号が付与)と ソフトバンクモバイルの3Gによる通話機能(080 or 090始まりの電話番号が付与)、通信機能が盛り込まれている。これまでのウィルコム(旧DDIポケット)がスマートフォンはPHSの通信機能があり、3Gの通話機能が盛り込まれていなかったが、今回のモデルから電話と通信の切り分けが変わっている。
今となればPHSの最大の魅力は通話品質であり、昔のようにデータ通信の魅力というのはなくなってしまった。それを考えると今回の電話、通信の見直しは大きな意味があるように思う。
気になるスペックだが、約4インチWVGAの液晶ディスプレイ、デュアルコアCPUのR-Mobile APE5R 1.2GHz、メモリ1GB、ストレージ2GBとなっている。ワンセグ、赤外線通信などに対応しているが、おサイフケータイには対応しない。 本体はIPX5、IPX7相当の防水となっている。 3Gの通信方式は下り最大21MBpsのHSPA+に対応している。
ウィルコムはまだ1回線契約したままなので機種変更を考えているが、willcom.comのドメインが使えず、wcm.ne.jpになってしまうのが残念でならない。