KIZASHI

ガジェット好きのITコンサルタントの気まぐれブログ。
ノートパソコンはLet's note、スマホはXperiaとiPhone、Windows Phoneが好き。音楽好きでイヤホン、ヘッドホンなどの音響機器も大好き。何気にアナログな雑貨、バッグ、ステーショナリーも大好きです。特に本革レザー大好き。ダニエル&ボブや土屋鞄などもお気に入り。

2011年05月

Androidの開発力がある日本メーカーはどこか?

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日本の携帯電話メーカーというと、次の7社がしのぎを削っている。

・ソニー・エリクソン(ソニーと外資系企業エリクソンの合弁)
・シャープ
・パナソニック
・NECカシオ(NEC、カシオ計算機、日立製作所の合弁) 
・富士通
・富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(東芝が富士通に譲渡)
・京セラ (三洋電機の携帯電話事業を吸収)

今年になって日本メーカーからもAndroid搭載のスマートフォンが発売されるようになってきた。

そこでこれまでのフィーチャーフォン(いわゆるガラパゴスケータイ)とAndroidは技術基盤が全く違うのでこれまでのように携帯電話会社でそのケータイの良し悪しを把握することが難しい。

ちょっと難しい話になるが、これまでの携帯電話のソフトウェア開発というと、いわゆる組込系を専門とする技術者が携わっていた。それがAndroidになるともちろんハードウェア制御で組込系の技術者も必要になるが、それよりもAndroid上で動作するアプリケーションを開発するオープン系技術者の方が重要になってきた。

例えば、例に出すと、富士通東芝モバイルコミュニケーションズのRegza Phone IS04の不満点のひとつ、メールアプリがしょぼいというのはこのオープン系技術者の力量不足が大きい。実際には東芝富士通ではなくアプリックスという会社が作っているのだが。。。

だからこれまで良い携帯電話を作っていた会社が良いAndroidスマートフォンを作れるかというとそれは未知数になる。

・ソニー・エリクソン(ソニーと外資系企業エリクソンの合弁) → A(Xperia X10からの実績)
・シャープ → A(IS01やLYNXなど古くからAndroidに参入)
・パナソニック → C(おサイフケータイ未搭載)
・NECカシオ(NEC、カシオ計算機、日立製作所の合弁)  → B(MEDIASで実績あり)
・富士通 → B-(ドコモ夏モデルに期待、未知数)
・富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(東芝が富士通に譲渡) → B(Windows Mobileに強かったがAndroidでは技術レベルの低さを露呈)
・京セラ (三洋電機の携帯電話事業を吸収) → B(米国で発売済み)

海外だと、Samsung、Motolora Mobility、htc、ZTE、Pantec、Huaweiなどがあり、Samsung、Motolora Mobility、htcはAクラス、もしくはSクラスの技術力を誇る。

ソニー・エリクソンを除くと、やはりシャープの技術力が高い。Windows Mobileなどのスマートフォンの実績もあり、比較的に容易にAndroidに移行できたのではないかと思われる。

まだAndroidスマートフォンの開発は始まったばかりなのでここ数年、いや数か月で大きくメーカーの技術力も変わってくると思われる。



JR東日本のモバイルSuicaが7月23日にスマートフォンに対応

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JR東日本の交通系電子マネーのSuicaが2011年7月23日にAndroidスマートフォンに対応。ダウンロードや設定などの混在を避けるため、NTTドコモは4時、KDDIのauは12時、ソフトバンクモバイルは16時とキャリアによって開始時間が異なっている。

モバイルSuicaが対応していなくてスマートフォンに機種変更できずにいた人も多いはず。これでAndroidの普及を妨げるものはなくなった。

・モバイルSuica 公式リリース
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110517.pdf



省エネ・節電に協力するためにプラズマテレビから液晶テレビへ

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2011年3月11日(金)に起きた東日本大震災(東北関東大震災)の影響で福島第一原発の原発事故が起き、今年の夏は節電対策が各家庭にも求められている。

我が家でも何か節電に協力できることはないかと考えてみた。

リビングに置かれたソニーのプラズマテレビWEGAが目に付いた。

ソニーから2003年に発売されたプラズマWEGAでKDE-P32HV2というものだ。消費電力を調べみると277W(待機時0.3W)となっていた。

それをソニーのBRAVIA HX800シリーズ 40V型 KDL-40HX800にすると、137W(待機時0.1W)と約半分に消費電力を抑えられることが判明。これは迷わず買わなければ。
ソニー 3D対応地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ BRAVIA HX800シリーズ 40V型 KDL-40HX800
ソニー 3D対応地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ BRAVIA HX800シリーズ 40V型 KDL-40HX800
クチコミを見る

HX800はひとつ前のモデルだが、S-LCD社の液晶パネルを使っているハイグレードモデル。いろいろ能書きを垂れたいところだが、今回の目的は省エネ・節電なので電気代に置き換えてみる。

・電気代計算君
http://kunisan.jp/denki/

BEFOR

種類: テレビ
消費電力: 277W(ワット)
1日あたりの使用時間: 6Hour(時間)

1日あたりの消費電力: 1.662kWh
1日あたりの電気代※1: 36.56円
1日あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 0.63kg
都市ガス0.32m3、またはガソリン0.27リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。

1ヶ月あたりの消費電力: 49.86kWh
1ヶ月あたりの電気代※1: 1097円
1ヶ月あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 18.95kg
都市ガス9.67m3、またはガソリン8.17リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。

AFTER
 
種類: テレビ
消費電力: 137W(ワット)
1日あたりの使用時間: 6Hour(時間)

1日あたりの消費電力: 0.822kWh
1日あたりの電気代※1: 18.08円
1日あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 0.31kg
都市ガス0.16m3、またはガソリン0.13リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。

1ヶ月あたりの消費電力: 24.66kWh
1ヶ月あたりの電気代※1: 543円
1ヶ月あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 9.37kg
都市ガス4.78m3、またはガソリン4.04リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。

毎日テレビを6時間使用していると仮定すると、毎月約500円の節約になる。(年間消費電力という考え方だと1日あたり4.5時間で計算して待機電力も計算するが、微々たるものなので我が家の実態に合わせてます)

年間にすると6,000円の節約。HX800はデザインがおしゃれで小さくて軽く省エネも進んでいる液晶テレビなのでおすすめです。

型落ちモデルなので今だけ安く買えるようになっています。 

追記

省エネ対策はこれだけではありません。HDMI端子でテレビ、ブルーレイHDDレコーダー、PS3を接続することで電源連携が可能になり、 節電につながります。ちなみに今はブルーレイHDDレコーダー、PS3は24時間、365日フル稼働になっていますので、かなりの節電効果があると期待しています。



Windows Home Server 2011のウイルス対策ソフトをインストールしてみる

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無事にWindows Home Server 2011のインストールが完了したので、ウイルス対策ソフトウェアについて調べてみた。今のところ、マイクロソフトの公式ホームページからリンクされているのはキヤノンITソリューションズから発売されているESET NOD32 Antivirus 4(Ver.4.2)のみのようだ。

すぐに欲しいのでパッケージ版ではなくダウンロード版をVectorから購入してみた。このアンチウイルスソフトは個人向けと同じ内容でWindows Home Server 2011にも対応している。別途、インストーラのダウンロードが必要になる点は注意が必要だ。


Vectorダウンロード販売 Windows Home Server 2011対応 ESET 4.2

パッケージ版はこちら
ESET NOD32アンチウイルス V4.2
ESET NOD32アンチウイルス V4.2
クチコミを見る

Vectorで購入後、IDとパスワードを入手して次のURLからダウンロードしたWindows Home Server 2011対応のインストーラでESET Ver.4.2のインストールを実行する。注意しないといけないのはVectorからダウンロードしたインストーラではなく次のURLからダウンロードしたインストーラを使用するということ。

・キヤノンITソリューションズ Windows Home Server 2011対応インストーラダウンロードURL
http://canon-its.jp/product/eset/nod32/whs2011.html

 インストール後は再起動が必要になるのでデータのコピーなどをやっていた場合は注意する必要がある。



Windows Home Server 2011のインストール開始

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DSP版のWindows Home Server 2011を発売日に入手したので早速インストールを開始してみた。

日本マイクロソフトのホームページにある製品情報のシステム要件でWindows Home Server 2011のハードウェア構成を確認したところ、当初、アナウンスされていたプライマリハードディスクの条件が160GB以上から80GB以上に緩和されていた。今まで使用していたインテルの80GBのSSDだと無理かなと思っていたのでこれはラッキーと調べてみると、Windows Home Server 2011のカタログだと64GB以上になっている。全然余裕だなと思ってインストールを開始してみる。

そしたらいきなりトラブル発生。。。

インストールボタンを押した途端、システム要件を満たしていないというメッセージが・・・。

その画面だとプライマリハードディスクの容量は160GB以上と表示されていた。システム要件を間違いて記載している日本マイクロソフトのこれって大問題じゃない?

仕方ないのでThinkPad X201sで使用していたが相性問題で最近引退していたマイクロンのRealSSD 256GBに換装してWindows Home Server 2011のインストールを再開。問題なくインストールが進んでいく。ちなみにWindows Home ServerからWindows Home Server 2011へのアップグレードパスは用意されていないので新規インストールで実行する。

インストール環境はCPU:Core 2 Duo T9600(2.80GHz)、メモリ:4GB、SSD:RealSSD 256GBのノートパソコン、外部記憶ディスク:2.0TB HDD×4台、バックアップ用の外部記憶ディスク:2.0TB HDD×2台という構成。

ちなみにこの構成でWindows Home Server SP3の時は常温環境で365日、24時間稼働を実現していた。ポイントは余裕のある大きな媒体のノートパソコンと大型ファン搭載の外部記憶ディスク装置。この過酷な常温環境365日、24時間稼働を実施すると、空冷に余裕のない小型のノートパソコンやファンのない外部ハードディスクドライブだとすぐに熱でシャットダウンしたり、ハードディスクが物理的に使えなくなったりする。そういうのを経験して今の構成にたどり着いた。

今、リアルタイムでインストールを実施中。随時、ブログは更新していきます。



無料の公衆無線LAN、au Wi-Fi SPOTの登場

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KDDIからauのスマートフォン向けサービスとしてau Wi-Fi SPOTのサービス立ち上げの発表が行われた。

auのスマートフォンユーザーでデータ通信プラン「ISフラット」、「プランF(IS)シンプル」、「プランF(IS)」 を契約しているユーザー向けに、無料で公衆無線LAN「au Wi-Fi SPOT」を提供するというものだ。

提供時期は6月末以降ということで、使用するためにはauone Market、もしくはAndroid Marketから専用アプリau Wi-Fi接続ツールをインストールしておく必要がある。このアプリの自動接続をオンにしておくと、au Wi-Fi SPOT、Wi-Fiスクエア、UQ Wi-Fiというステッカーの張ってある無線LANエリアで高速データ通信を行えるようになる。

日本全国で10万局を準備するということで、そのうち、9万局をKDDI独自で設置し、残り1万局をローミングにするとしている。これは日本最大規模のWi-Fiサービスになる。

LTEが一般的になるまでの間、携帯電話各社は通信網のキャパシティーオーバーに悩まされることになる。その対策としてKDDIが考えたのがフリーのWi-Fiスポットということだ。

着々とau復活の準備が整ってきていると思う。au、ドコモ、ソフトバンクモバイルの3キャリアを持っているからこそわかることだが、auの通信品質、エリア範囲はドコモと同じか、それ以上だと思う。そこにau Wi-Fi SPOTが加わることでより満足度の高いものになる。

それにしてもソフトバンクモバイルのエリア、データ通信速度、どれを取っても酷すぎる。iPhone 3G発売時からソフトバンクモバイルを使っているが一向に改善される気配がない。それどころかiPhone 3Gの頃と比べると明らかにユーザー増加で都心でも通信できないことが多く、通信できても低速で全く役に立たない。朝の山手線に乗っていると品川駅などのところどころで圏外になったり、圏外にならなくとも通信できなくなるのは本当に勘弁して欲しい。ドコモと同じにするとか言っているが、ソフトバンクモバイルの社長は本当に現実を理解しているか疑問だ。社長が行くところにはソフトバンクモバイルの移動基地局がついて行って、社長にエリア、通信速度の酷さをわからないようにしているのではと社員のことを疑いたくもなる。

話がそれたけど、au Wi-Fi SPOTには期待したい。



Regza Phone IS04は6月上旬にAndroid 2.2へ

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嬉しい反面、ちょっと悲しいお知らせ。
Regza Phone IS04、Android 2.2へ6月上旬にアップデート予定。

昨日のauの2011年夏モデルの発表会は概ね事前情報どおりだった。想定外だったのはXperia acroのezwebメール対応が9月下旬になるということ。Xperia acroが発売されたら機種変更するつもりだったのがこの想定外で中止に。その代り、INFOBAR A01のKUROを予約。

INFOBAR A01はSnapdoragon MSM8655T 1.4GHzを搭載しているのでXperia acroよりハイスペック。これが決め手になった。

auの秋モデルにはWiMax搭載の凄いやつが発表されるという噂もあるが、7月上旬発売予定のINFOBAR A01を手にして様子を見ようと思う。




Regza Phone IS04のAndroid 2.3へのアップデートについて

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2011年5月17日、KDDIからauケータイの2011年夏モデルの発表が行われる。それに先立ち、Regza Phone IS04の予言をしておきたい。

漏れ伝わる話によると、Regza Phone IS04の後継機とされるIS11Tは物理的なスライドキーボードが搭載される以外はほとんどIS04と同じスペックになるようだ。AndroidのOSが2.3になり、CPUがSnapdragon MSM8655 1GHzという第2世代のものが搭載されるという予測もあるが、現行と同じMSM8650のままだという予測もある。

現在のRegza Phone IS04の不具合の多さを見ていると、富士通東芝モバイルコミュニケーションズに複数バージョンのOSをサポートする力が残っているとは思えない。様々なソフトウェア的な不具合がIS04には内在しているので、その対応を今後も継続する前提で考えると、ソフトウェア保守性の観点からRegza Phone IS04のAndroid 2.2へのアップデートは中止し、Android 2.3へのアップデートに方針転換するのではと思えてくる。

明日のKDDIの発表会でIS04のOSアップデートについて何等かのアナウンスが あることを期待したい。これまでのRegza Phone IS04で失った富士通東芝モバイルコミュニケーションズの信頼を取り戻すにはAndroid 2.3へのアップデートと不具合の解消以外に道はないと思う。



次世代携帯電話LTEの未来について

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NTTドコモが昨年末から次世代携帯電話通信LTEをスタートした。また、LTEと同じように高速通信を売りにしている次世代通信のひとつがKDDIの出資するUQコミュニケーションズのWiMaxだ。


スマートフォンのシェアが伸び、いずれ携帯電話各社のデータ通信トラフィックは破綻していく。ソフトバンクモバイルの3GなどはiPhoneの導入によっていち早くそれが訪れた。ソフトバンクモバイルも積極的に基地局の増設を行っているが、スマートフォンのデータ通信量の増加に追いつくのがやっとという感じだ。それはソフトバンクモバイルの電話を使っている者なら実感できるだろう。iPhone 3Gの発売当初からソフトバンクモバイルの回線を使っているが、通信速度に関しては低下の一途を辿ってるような感じを受けている。


既存の3Gを発展させたHSDPA(NTTドコモ)、DC-HSPA(ソフトバンクモバイル)やCDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A(KDDI)などの導入は破綻を遅らせるための一時的なものに過ぎず、早期のLTEへの移行が必要になってきている。


ここで興味深いデータを紹介する。これは各社が総務省へ2014年までの累積投資額を届け出ている数字だ。


KDDI(au) 5,150億円

NTTドコモ 3,430億円

ソフトバンクモバイル 2,073億円(LTEではないDC-HSPAへの投資額を含む)



LTEへの2014年までの設備投資の金額を並べてみると圧倒的にKDDIが多いことがわかる。これはKDDIがcdmaOneの導入の時のように起死回生をLTEで狙っていることを示している。


それに対してソフトバンクモバイルは対照的でLTE導入には消極的だ。ソフトバンクモバイルの代表がTwitterなどで公言しているNTTドコモに通信品質で勝つと言っていることと投資金額が全く比例していない。


この数字だけを見ると、2014年にはKDDIのLTEが日本で一番繋がりやすく快適な回線になると予想される。KDDIにとってLTEの早期導入はスマートフォンなどの携帯電話端末の開発費を抑えるためにも必要なことだ。現在のCDMA2000は米国と日本だけのガラパゴスとなりつつあり、KDDIにとってかなりの足かせになっている。KDDIがLTEを手にしたとき、またauの顧客満足度No.1が聞けるようになるかもしれない。




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