KIZASHI

ガジェット好きのITコンサルタントの気まぐれブログ。
ノートパソコンはLet's note、スマホはXperiaとiPhone、Windows Phoneが好き。音楽好きでイヤホン、ヘッドホンなどの音響機器も大好き。何気にアナログな雑貨、バッグ、ステーショナリーも大好きです。特に本革レザー大好き。ダニエル&ボブや土屋鞄などもお気に入り。

2010年05月

NTTドコモが優位に立つWiFiルータ競争に打ち勝つために

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最近、モバイルWiFiルータのニーズが高まっている。その動機になっているのが、個人が所有するデジタル機器の増加だ。デジタル機器はインターネットに繋いで初めてその実力を発揮する。PC、iPhoneやXperiaに代表されるスマートフォン、iPad、WiFi対応のNINTENDO DS、PSP、ウォークマンと数えれば切りがない程、インターネット接続を必要とするデジタル機器が増加している。また、これまではPC、iPhone、Xperiaと所有する機器毎に3Gの定額データプランを契約して使うのが一般的だったが、これをやってしまうと毎月の通信料金が大変なことになってしまう。そこで複数のインターネット接続を必要とするデジタル機器を持つユーザからWiFiルータで3Gの定額データプランを一本化する流れが出てきている。

NTTドコモのポータブルWi-Fi(バッファロー製)、b-mobileのWiFiルータなど、モバイルWiFiルータに特化した機器から、既存の携帯電話にWiFiルータの機能を追加したモデルも登場している。そして、これを積極的に進めているのはNTTドコモだけである。b-mobileもNTTドコモの回線を借りてMVNOとして提供している。

NTTドコモは自らの強みである通信エリアの広さ、回線速度の品質、回線許容量というインフラを全面に押し出し、それを売り込むために用意したのが3GのWiFiルータの提供だ。これをやられてしまうと、auもソフトバンクモバイルも太刀打ちできない。auは通信エリアこそ広いが回線速度の品質の面でNTTドコモ、ソフトバンクモバイルに劣る。ソフトバンクは回線速度の品質の面でauに少し勝るかもしれないがそれ以外はNTTドコモ、auに到底及ばない。そこでauはUQコミュニケーションズと手を組み、CDMA2000の3GとWiMAXの両方が使えるデュアルデータ通信カードを準備している。まだ発表はされていないが、モバイルWiFiルータも同じような形で出してくると思われる。ソフトバンクモバイルはイー・モバイルと組み、データ定額の部分はEMOBILEの回線を使うことで自社の3Gネットワークへの負荷がかからないように考慮している。イー・モバイルのポケットWiFiをベースにしたモバイルWiFiルータをソフトバンクモバイルも提供を開始した。

NTTドコモがWiFiルータを提供することで一番影響を受けるのはソフトバンクモバイルとイー・モバイルだと思う。ソフトバンクモバイルはiPhone、iPadを提供しているが、これらを使うユーザの中にはソフトバンクモバイルの通信エリアに満足していないユーザが多くいる。また、満足していてもiPhoneとPCを持っているとそれらをひとつの3Gのデータ定額プランで利用できるNTTドコモのポータブルWi-Fiはとても魅力的に映るはずだ。イー・モバイルは通信速度の品質は高いものの、通信エリアに大きな問題を抱えている。都市部ではそこそこ使えるようになってきているが、東京でも通信エリア内であっても急に速度が落ちたり、全く接続できなくなったりすることがある。大事なメールを送ろうとした時に繋がらなくなった時のショックは大きい。NTTドコモだとこういうことがないのでビジネスユーズだとやはりドコモにしようということになる。auはそもそもデータ定額を始めたときに通信速度を制限し過ぎた影響でほとんどユーザを獲得できていないので影響がないに等しい。ただし、今後、インフラが重視されるようになってくると今の通信速度制限を撤廃しない限り、auに未来はないと思う。

当面、WiFiルータの競争ではNTTドコモが優位に立ち続けるだろう。それにau、ソフトバンクモバイルが太刀打ちするためには次の方法しかないと思う。

auの場合はCDMA2000の3Gデータ通信時の速度制限を撤廃し、UQコミュニケーションズのWiMAXとのデュアルデータ通信端末にすること。これで都市部はWiMAXの高速通信が使え、田舎や山間部ではCDMA2000の3Gが使えて便利になる。

ソフトバンクモバイルの場合は自社回線の完全データ定額化に踏み切るか、イー・モバイルとのデュアル端末で都市部はイー・モバイルのインフラを活用し、イー・モバイルのエリア外はソフトバンクモバイルの3Gでデータ定額を実現すること。田舎や山間部で多少エリアに不安は残るがほとんどの人は問題なしと感じてくれるはずだ。

auもソフトバンクモバイルも早急にこれらの手を打たないとNTTドコモに大きく遅れを取ってしまう。そして、ソフトバンクモバイルの場合、iPhone、iPadを独占的に日本で販売しているが、蓋を開けたら3GはNTTドコモのWiFiを使われて通信料が稼げないという状況に陥り、iPhone、iPadの販売コストが通信料を上回ることにも成りかねない。今後、更に激化していく競争で生き残っていくためにauとソフトバンクモバイルは大きな英断を下す時期に来ていると思う。




KASKADE 「DYNASTY」

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Dynasty (Dig)Dynasty (Dig)
アーティスト:Kaskade
販売元:Ultra Records
発売日:2010-05-11
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個人評価:★★★★★




KASKADEのニューアルバム「DYNASTY」が届いた。海外のハウスミュージックを手がけるアーティストの中で誰が一番好きかと聞かれたら迷わずにKASKADEと答える。

KASKADEの甘くメロディアスな音楽は、乙女ハウスと呼ばれて日本でも人気が高い。基本的に女性ボーカルがフィーチャリングされている。

今作も前作同様に非の付け所がない出来栄え。KASKADE好きが求めている音楽を期待を裏切らずに忠実に聴かせてくれる。そんな安定感があるアーティストでもある。

B&W P5ヘッドフォンで1曲目から流して聴いているが、捨て曲なしでそれぞれの曲が際立っていて素晴らしい。ハウスミュージックの入門アルバムとしてもおすすめの一枚。



携帯電話会社はサービス事業者からインフラ事業者へ

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KDDIから始まり、ソフトバンクモバイル、NTTドコモと各社の夏モデルの発表が出揃った。今回の発表を見て最初に感じたことは各社ガラパゴスケータイの進化に行き詰まっているということ。フェムトセルなどのエリア改善策やWi-Fiルーターなどの通信インフラが中心になりつつあり、そろそろ携帯電話会社はサービス事業者からインフラ事業者に戻る時期に来つつあるのかなと感じた。

ソフトバンクだけはサービス事業者として頑張っている感じがする。iPhone、iPadとソフトバンクモバイルの回線をセット売りにし、iPhoneとiPadの提供をサービスとして行っている。3Gネットワークを使った監視カメラ「みまもりカメラ」などもソフトバンクモバイルならではのユニークなサービスだ。ソフトバンクから提供できている間はサービスとして成り立つが他社が同じサービスを始めたり、SIMロックフリーのネットワーク監視カメラが出てくるとソフトバンクモバイルもただのインフラ業者に成り下がってしまう。

その携帯電話会社にしか使えないこと、できないことを増やしていくことがサービス事業者としてあり続けるポイントになるが、LTEの普及などによっていろいろな会社が端末を製造するようになり、それらに様々なサービスアプリが搭載されることで携帯電話会社独自のサービスというものが減っていき、最終的にはSIMロックフリーの端末が当たり前になり、ユーザーは好きな端末とインフラを提供する携帯電話会社を選んで携帯電話を使うことが当たり前の世の中になっていくと思う。

KDDI、ソフトバンクモバイルがNTTドコモに打ち勝つには、LTEの初期投資でどれだけスピーディーに広いエリアを構築できるかに掛かってくる。過去、KDDIがauで絶頂期を迎えられたのはcdmaOneを早い時期に採用し、CDMA2000に早く移行できたことが挙げられる。(しかし、結果として採用技術を誤ったため、その後、衰退していくのだが。)LTEになった時に端末やサービスで差別化するのは難しくなり、携帯電話会社は純粋にインフラの整備状況で選ばれるようになる。携帯電話会社はサービス事業者に固執したいと思うが、そこに生き残り策を見出そうとしてインフラを疎かにすると後発のEMOBILEやUQコミュニケーションズにも後塵を拝することになると思う。




Bowers & Wilkins P5 Mobile Hi-Fiのレビュー

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B&W P5 ヘッドフォン (premium vintage)B&W P5 ヘッドフォン (premium vintage)
販売元:B&W
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英国の高級スピーカーメーカーBowers&Wilkins(バウワース・アンド・ウィルキンス)が高級ヘッドフォンに参入した。その第一弾となるのがP5 Mobile Hi-Fiになる。

クラシックでクールな外見が特徴でレザーと金属が使われ、高級感溢れるデザインになっている。これ程、所有欲を満たしてくれる工業製品は珍しい。ヘッドフォンは見た目よりも小さく、軽く感じる。

装着するとニュージーランドシープスキンの柔らかさが耳に伝わり、長時間装着しても全く疲れず痛くならない。耳を囲むようなデザインではないので装着感は期待していなかったがこれが予想外に素晴らしい。

気になる音質だが、文句の付けようがないぐらい素晴らしい。低音から高音まで厚みのある音を聴かせてくれる。ただ音に厚みがあるだけではなくクリアで解像度が高い。モニターヘッドフォンとしても使える。

モニターヘッドフォンというとソニーのMDR-CD900STがディファクトスタンダードになっているが、Bowers & Wilkins P5 Mobile Hi-FiはMDR-CD900STを超えるモニターヘッドフォンとしての素性の良さ、そして音楽を聴く楽しさを再認識させる音を聴かせてくれる。

こんなに音楽を聴いて楽しいと感じたのは何時ぶりだろう。これまで何度も聴いていた音楽をこのヘッドフォンで改めて聴くとどういうわけか楽しいし、新しい音の発見がある。どんなふうに聴かせてくれるのかという楽しみもある。

ヘッドフォンをひとつだけ持つならどれがいいと聞かれたらBowers & Wilkins P5 Mobile Hi-Fiを迷いなく選ぶ。それぐらい素晴らしい。B&W、素晴らしいヘッドフォンをありがとう。



Sony Ericsson Cyber-shotケータイ au S003の情報流出か!?

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sony_ericsson_s003_20100515

auの2010年夏モデルにソニー・エリクソンからCyber-shotケータイS003が登場予定。Cyber-shotケータイS001から大幅に機能強化が図られている。

1,200万画素のCMOSにPLASMAフラッシュを搭載。防水端末になった。液晶サイズは3.3インチから3.2に若干サイズダウン。

自分のとってau史上一番好きなケータイがS001なのでそのデザインと機能を踏襲したS003は間違いなくNo.1になると思う。スライドケータイで十字キーが上部にあり、テンキーと一体になっていないのが使いやすい。

これは購入決定です。



Anan Ryoko 「Another Beginning」

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アナザー・ビギニングアナザー・ビギニング
アーティスト:Anan Ryoko
販売元:Pヴァイン・レコード
発売日:2010-03-17
おすすめ度:4.0
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個人評価:★★★★

Cradleつながりで見つけたアーティスト。女流ピアニストであり、作曲家。

ハウスミュージックとピアノの融合。DAISHI DANCEとはまた違う個性的なピアノのメロディーを聴かせてくれる。

様々なアーティストとコラボレーションしているので1枚でいろいろな雰囲気の音楽が楽しめる。アルバムタイトル曲「Another Beginning」ではピアニストとしての魅力を余すことなく魅せてくれる。



JASMINE 「Dreamin'」

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DREAMIN’DREAMIN’
アーティスト:JASMINE
販売元:SMA
発売日:2010-05-12
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個人評価:★★★☆



JASMINEの3ヶ月連続リリースシングルCDの3枚目。1曲目の「Dreamin'」は夢を見ることの大切さを歌った極上のバラード。しっとりとJASMINEが歌いあげる。

2曲目の「L.I.P.S」はアップテンポのナンバー。この曲もなかなか魅力的で好きだ。宇多田ヒカルの「Traveling」のような疾走感がある。

3曲目の「sad to say」はBUZZER BEAT Remixバージョンが収録されている。名曲が違うバージョンで聴けるのはファンとして嬉しい。

次はそろそろフルアルバムの発売かと期待が膨らむ。これからも応援していきたいアーティストの代表格。



HYBRID W-ZERO3のOffice Mobile 2010がアップデート間近か!?

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マイクロソフトがWindows Mobile 6.5に搭載しているOffice MobileをOffice Mobile 2010に無料でアップグレードすると発表。

アップグレードはWindows Market Placeを通じて行われる予定で登場は6月頃になると思われる。

少しずつだけど着実にHYBRID W-ZERO3は進化している。



Panasonic Let'snote 夏モデルを発表

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少し遅くなったけど、パナソニックのレッツノートの夏モデルが発表された。今回の夏モデルのポイントは、Let's Note R9でCore i7-640UM、Let's Note S9でCore i7-620Mが一部モデルで採用され、マイレッツ倶楽部では東芝製SSD 256GBも選択できるようになっている。

残念なのはBlu-rayドライブの搭載が今回も見送られたこと。ビジネスモデルの要素が強いが、ホームユースもいるのでそこを考慮してくれると嬉しい。

液晶ディスプレイの解像度も一般的なレベルに留まっているのでThinkPad X201sのような高解像度パネルも選択できてもいいのではと思う。

最後にそろそろ天板のボンネットのような構造はやめてもいいのではと感じた。ボンネット構造でなくても最新技術では強度を保てるようになっている。また、このデザインが原因で厚みもあり、何年も前のノートパソコンのようだ。

辛口の評価になったが、パナソニックは勇気を持ってそろそろ一からレッツノートを見直すべきだと思う。レッツノートを見直す勇気がないなら新しいラインを作ってもいいのでと思う。元レッツノートユーザーとして最近のパナソニックの保守的な姿勢は残念だ。



Bowers & Wilkins P5 Mobile Headphones

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B&W P5 ヘッドフォン (premium vintage)
B&W P5 ヘッドフォン (premium vintage)
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歴史あるイギリスのオーディオメーカーBowers&Wilkinsが満を持して発売したハイファイヘッドホン。「一人のためのコンサート」をサウンドのコンセプトに掲げ、極めて自然で原音に忠実なサウンドを目指して作られた。

ヘッドホンのデザインはMorten Warren率いるNativeが担当し、ヘッドパッドとイヤパッドにはニュージーランド産シープスキンを使用している。クラシックな装いが逆に新しさを表現している。

まだ日本で発売されて間もないため、手に入れられずにいる。見れば見るほどに欲しくなる美しい逸品。




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